会社名のこと

 
「若いのにずいぶんカタイ会社名だねえ」 我々の会社名について、そのようにいわれることがたまにある。
堅実そう、古風だ、という意味だと思うが、言ってくださるのはどちらかというと年配の方に多い。設計事務所で、しかも公共の仕事が多い我々にとって、名前が与える信頼感は大切だと考えているので、「カタイ名前」と言ってもらえるのはある意味とてもありがたいことである。

 

一方で、「何だかカッコイイ(今風な)名前ですね」と言っていただくこともある。
これは比較的年の近い人に言われる事が多い。設計(デザイン)事務所であるにもかかわらず、カタカナやアルファベット表記でないことが逆に新鮮だという印象を与えるらしい。これもまあ、かっこいいと言われて悪い気はもちろんしない。
 
 
会社立ち上げを目前に控えた2009年の春、いざ社名を決めようと考えたこのときから、「古くてかつ新しい」感覚というのは意図していた。だから、社名を聞いた人によってカタイとも新しいとも言ってもらえるのは、いわば思惑通りとも言える。
しかしそれは、単なる語感の問題として考えていたのではもちろんなく、自分たちが目指している価値観に通じているからだ。

 

古くもあり新しくもあること。
それは我々がつくりたいものに対する価値観でもあり、同時に、未だ不安定な自分たちの社会的なスタンスの問題でもある。

 
(Y)

 

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